クリックポストのまとめて印字|ラベル一括印刷の手順とエラー対処
クリックポストで複数件を発送するとき、宛名ラベルを1枚ずつ印刷していては手間がかかります。クリックポストには、複数枚のラベルをまとめて印刷できるまとめ印字という機能があります。
この記事では、まとめ印字の手順と、実際につまずきやすい印刷できないときの対処を解説します。CSVの作り方や登録手順ではなく、支払いのあとの「印刷」の工程に絞ってまとめました。
本記事は、クリックポスト公式のまとめ申込 詳細フロー(PDF)およびクリックポスト公式サイトのお知らせ・よくあるご質問に記載された内容にもとづいています。仕様は変更される場合があるため、最新の正式な内容は公式サイトでご確認ください。
つまずきの元:「まとめ申込」と「まとめ印字」は別物
一括印刷でまず混乱しやすいのが、名前の似た2つの機能が別の工程だという点です。
| 機能 | 何をするか | タイミング |
|---|---|---|
| まとめ申込 | CSVで複数の宛先を一度に登録する | 最初 |
| まとめ印字 | ラベルを複数枚まとめて印刷する | 支払いの後 |
つまり、全体の流れはこうなります。
- まとめ申込でCSVをアップロードし、宛先を登録する(1回の上限は40件)
- 内容を確認して登録する
- 支払手続きを行う
- まとめ印字でラベルをまとめて印刷する
- 荷物に貼り、郵便ポストへ投函する
まとめ申込で登録しただけでは、ラベルは印刷されません。 「まとめて登録したのにラベルが出てこない」という場合、支払手続きが完了していないか、印字の操作をまだ行っていないケースがほとんどです。
CSVの作り方そのものはCSV完全ガイド、取り込みでエラーが出る場合はCSVが取り込めない・文字化けする原因と対処法で解説しています。
まとめ印字の手順
支払手続きが完了したお届け先情報は、マイページに保存されます。ここから印刷します。
- マイページを開く
- 1件だけ印刷する場合は、対象のお届け先情報で印字するボタンをクリックする
- まとめて印刷する場合は、マイページでまとめ印字をクリックする
公式マニュアルでは、未印字のお届け先情報について、複数枚のラベルをまとめて印字できると説明されています。発送件数が多いときは、1件ずつ「印字する」を押すのではなく、まとめ印字を使うことで手間を減らせます。
印字済み・未印字と「一時保存」の管理
まとめ印字を使ううえで知っておくと便利なのが、支払いと印字のタイミングを分けられることです。
- 支払手続きが完了した情報 … マイページに保存される。印字は後から行える
- 支払手続きが完了していない情報 … マイページの一時保存に格納される。支払手続きを後で行うこともできる
まとめ印字の対象は未印字のラベルです。そのため、次のような運用ができます。
- 注文が入るたびに登録・支払いだけ済ませておく
- 発送作業をする時間にまとめ印字で一括印刷する
印刷のタイミングを発送直前にそろえられるので、ラベルだけ先に印刷して紛失する、といった事故も防げます。
ラベルが印刷できないときの対処
一括印刷でもっとも困るのが、印刷そのものができないケースです。公式に案内されている対処は次のとおりです。
「お探しのページが見つかりません。」と表示される(Chrome)
Google Chromeを使っている場合、宛名ラベルを印字する際に利用環境によってエラーメッセージが表示されることがあります。表示される文言は「お探しのページが見つかりません。」です。
公式の案内では、Chrome拡張機能の Adobe Acrobat をオフにすることで解決する場合があるとされています。手順は次のとおりです。
- Chrome右上の「詳細アイコン」(カーソルを合わせると「Google Chromeの設定」と表示されるアイコン)→ 設定をクリック
- 設定画面で拡張機能を開き、PDF表示のAdobe Acrobat をオフにする
この拡張機能はPDFの表示を横取りするため、ラベルのPDFがうまく開けなくなることがあります。オフにしたうえで、あらためて印字を試してください。
改善しない場合は、利用環境(OS、ブラウザ、PDF表示用のアプリケーション情報など)と発生している状況を添えて、クリックポストの問い合わせ窓口へ相談するよう案内されています。
ブラウザを変えても印刷できない
公式の案内では、ブラウザを変更しても印字できない場合、ポップアップブロックやCookieの受け入れなど、ブラウザ設定の確認が必要とされています。
ラベルは別ウィンドウで表示されるため、ポップアップがブロックされていると印刷画面そのものが出ません。印刷ボタンを押しても何も起きないときは、まずここを疑ってください。あわせて、ブラウザのバージョンを最新にしておくことも案内されています。
印刷したら、簡易インボイスの保存も忘れずに
セラーにとって見落としやすいのが、経費処理の証憑です。
公式のよくあるご質問によると、クレジットカード会社が発行する「利用明細書」等はインボイスになりません。Web画面上に表示される利用控が簡易インボイスになるため、スクリーンショットするなどの方法により保存する必要があるとされています。
支払いと印刷を済ませたあと、そのまま利用控を保存する流れにしておくと、後から探し回らずに済みます。まとめ印字で複数件を処理するときほど、この一手間を習慣にしておくと安全です。
41件以上を発送するとき
まとめ申込の1回のアップロード上限は40件です。41件以上を発送する場合は、CSVを40件以内に分割して複数回アップロードすることになります。
その結果、登録・支払い・印字のサイクルを複数回繰り返すことになるため、件数が増えるほど作業回数も増えていきます。分割の考え方はCSVが取り込めない・文字化けする原因と対処法でも触れています。
印刷までの手作業そのものを減らす
ここまでの手順を見て分かるとおり、一括印刷といっても実際には「CSVを作る → まとめ申込 → 支払い → まとめ印字」という複数の工程を踏みます。件数が増えるほど、CSVを作る前段の転記作業が重くなります。
Amazonの自己発送で件数が多い場合は、セラーセントラルの注文をクリックポストのまとめ申込へ自動で転記するクリックポスト一括自動登録支払い for Amazonという選択肢もあります。CSVを自分で作らないため、文字コードや文字数のエラーが起きず、支払いまでをワンフローで進められます。7日間無料で試せます。
クリックポスト全体の使い方・料金・サイズはクリックポスト完全ガイドにまとめています。
なお、2026年10月1日からクリックポストは240円に値上げされ、サイズの条件も変わります。厚さ制限がなくなる一方で3辺合計60cm以内という枠が新たに入るため、これまで送れていた荷物が送れなくなる場合があります。影響と対応は2026年10月1日からの値上げとサイズ条件の変更で解説しています。
よくある質問
「まとめ申込」と「まとめ印字」は何が違いますか?
まとめ申込は、CSVファイルを使って複数の宛先を一度に登録する機能です。まとめ印字は、支払手続きが完了した宛名ラベルを、マイページから複数枚まとめて印刷する機能です。まとめ申込で登録しただけではラベルは印刷されないため、支払手続きのあとに、あらためてまとめ印字を行う必要があります。
支払いは済ませたのですが、ラベルの印刷を後回しにできますか?
できます。支払手続きが完了したお届け先情報はマイページに保存されるため、印字は後から行えます。まとめ印字では未印字のラベルを複数枚まとめて印刷できるので、支払いだけ先に済ませ、発送直前にまとめて印刷する運用も可能です。
宛名ラベルが印刷できません。「お探しのページが見つかりません。」と表示されます。
Google Chromeを利用している場合、拡張機能の「Adobe Acrobat」が原因のことがあります。公式の案内では、Chromeの設定から「拡張機能」を開き、PDF表示の「Adobe Acrobat」をオフにすることで解決する場合があるとされています。それでも改善しない場合は、クリックポストの問い合わせ窓口へ利用環境を伝えて相談してください。
ブラウザを変えても印刷できないときはどうすればよいですか?
公式の案内では、ポップアップブロックやCookieの受け入れなど、ブラウザ設定の確認が必要とされています。ラベルは別ウィンドウで表示されるため、ポップアップがブロックされていると印刷画面が出ません。ブラウザのバージョンを最新にしたうえで、これらの設定を確認してください。
クリックポストの送料は経費にできますか。領収書はどこで取得しますか?
公式FAQによると、クレジットカード会社が発行する「利用明細書」等はインボイスになりません。Web画面上に表示される利用控が簡易インボイスになるため、スクリーンショットするなどの方法で保存しておく必要があります。印刷と同じタイミングで保存しておくと取りこぼしがありません。
まとめ
- まとめ申込(登録)とまとめ印字(印刷)は別の工程。登録しただけではラベルは出ない
- ラベルの一括印刷は、支払い後にマイページのまとめ印字から行う
- 対象は未印字のラベル。支払いだけ先に済ませ、発送直前にまとめて印刷する運用ができる
- 支払いが未完了の情報は一時保存に入り、後から支払える
- Chromeで印字エラーが出るときは、拡張機能の Adobe Acrobat をオフにする
- 印刷画面が出ないときは、ポップアップブロックとCookie設定を確認する
- 利用控が簡易インボイス。印刷とあわせてスクリーンショット等で保存する
- CSVの作り方はCSV完全ガイド、エラー対処はCSVエラーの対処法へ