クリックポスト完全ガイド|料金・サイズ・まとめ申込から一括印刷まで【2026年最新】
クリックポストは、全国一律の運賃で追跡番号付きの荷物を送れる、日本郵便のオンライン発送サービスです。 1件あたりの送料が安く、ラベルを自宅で印刷してポストに投函できるため、フリマ・ネットショップ・ Amazonの自己発送など、小さな荷物を数多く送る人にとって定番の選択肢になっています。
この記事は、クリックポストをこれから使う方から、毎日まとめて発送している方までを対象にした 「完全ガイド」です。基本のしくみと料金・サイズから、複数件を一度に登録する「まとめ申込」、 そしてAmazonセラーが発送作業そのものを自動化する方法までを、一次情報にもとづいて整理します。
料金・サイズなどの正式な仕様は、日本郵便の公式ページ(クリックポスト|日本郵便)が 一次情報です。本記事も公式情報をもとにしていますが、最新の条件は必ず公式でご確認ください。
クリックポストとは?基本のしくみ
クリックポストの特徴は、次のようにまとめられます。
- 全国一律の運賃で、追跡番号が付く
- 宛名ラベルを自宅で印刷し、荷物に貼って郵便ポストに投函できる(郵便局の窓口でも差し出し可)
- 配達は受取人の郵便受けへ投函(対面・押印は不要)
- 支払いは Yahoo! JAPAN ID または Amazonアカウント(Amazon Pay) で完結
現行(2026年9月30日まで)の基本スペックは以下のとおりです。
| 項目 | 現行の条件(2026年9月30日まで) |
|---|---|
| 運賃 | 全国一律 185円(税込) |
| サイズ | 長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm 以内 |
| 重量 | 1kg 以内 |
| 追跡 | あり(追跡番号が発行される) |
| 配達方法 | 受取人の郵便受けに投函 |
| 支払い方法 | Yahoo! JAPAN ID/Amazonアカウント(Amazon Pay) |
厚さ3cm・重さ1kgに収まる衣類・小物・書籍・アクセサリーなどの発送に向いています。 一方、対面での受け渡しや、こわれ物の補償(損害賠償)には対応していない点に注意してください。
【2026年10月1日】料金・サイズが改定されます
クリックポストは、2026年10月1日から料金とサイズ条件が改定されます。発送コストに直結する 重要な変更なので、10月以降に発送する予定がある方は必ず押さえておきましょう。
| 項目 | 改定後(2026年10月1日〜) |
|---|---|
| 運賃 | 全国一律 240円(税込)※185円から改定 |
| サイズ | 長辺34cm 以内、かつ3辺合計60cm 以内でポストに投函できるもの |
| 厚さ | 3cm の制限は撤廃(ただし下記の注意点あり) |
| 重量 | 2kg 以内(1kgから緩和) |
| 差出方法 | 郵便ポストへの投函のみ(窓口差し出しは廃止) |
運賃は上がりますが、厚さ3cmの制限がなくなり重量も2kgまで緩和されるため、これまで厚みで 送れなかった荷物が送れるようになります。
注意:「厚さ制限の撤廃」は単純な緩和ではありません。 厚さの数値制限が消える代わりに 「3辺合計60cm以内」という枠が入るため、厚さと底面積はトレードオフになります。現行の上限 サイズ(34cm+25cm+3cm=3辺合計62cm)は、改定後の60cm枠を超えてしまう点に注意が 必要です。詳しくは2026年10月1日の値上げ|影響試算と対策で 解説しています。
なお同日には、ゆうパック・ゆうパケットなどの料金も改定されます。改定内容の最新・正式版は、 必ず日本郵便の公式ページで確認してください。
クリックポストの使い方(1件の基本フロー)
まずは1件を送る場合の基本的な流れです。
- ログイン … Yahoo! JAPAN ID または Amazonアカウントでログインする
- お届け先を入力 … 氏名・郵便番号・住所などを入力して申し込む
- 運賃を支払う … Amazon Payなどで運賃を支払う
- ラベルを印刷 … 発行された宛名ラベル(PDF)を印刷し、荷物に貼る
- 差し出す … 郵便ポストに投函する(郵便局の窓口でも可)
一度支払いを済ませてラベルを印刷すれば、あとはポストに入れるだけです。ただし、発送件数が 増えてくると、この手順を1件ずつ繰り返すのが負担になります。そこで使いたいのが「まとめ申込」です。
複数件をまとめて登録する「まとめ申込」
クリックポストには、CSVファイルを読み込んで複数の宛先を一度に登録できる「まとめ申込」機能が あります。基本的な流れは次のとおりです。
- まとめ申込画面からCSVテンプレートをダウンロードする
- テンプレートにお届け先情報を入力してCSVファイルを作成する
- 作成したCSVをアップロードする
- 内容を確認し、まとめて支払い手続きをする(Amazonアカウントなら Amazon Pay)
- 宛名ラベルを一括で印刷する(マイページの「まとめ印字」)
ポイントは、1回のまとめ申込で登録できるのは最大40件までということです。41件以上を発送する 場合は、CSVを分割して複数回に分けてアップロードします。
なお、「まとめ申込」で登録しただけではラベルは印刷されません。支払手続きのあとに、 マイページの「まとめ印字」であらためて印刷します。
CSVファイルの列の並べ方・文字コード・住所の書き方など、つまずきやすいポイントの具体的な 作り方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 クリックポストで複数の宛先をまとめて登録・印刷する方法【CSV完全ガイド】
ラベルの一括印刷の手順や、印刷できないときの対処はこちらです。
👉 クリックポストのラベルを一括印刷する方法|まとめ印字の手順と印刷できないときの対処
発送前に確認したい送料・サイズの早見
発送前に、荷物がクリックポストの規格に収まるかを確認しておきましょう。
- 厚さ:現行は3cm以内(メジャーや厚さ測定スケールでチェック)。2026年10月以降は厚さ制限が撤廃
- 重量:現行は1kg以内、2026年10月以降は2kg以内
- サイズ:長辺34cm・短辺25cm以内(10月以降は「長辺34cm以内かつ3辺合計60cm以内」)
規格をオーバーする場合は、ゆうパケットやゆうパック、宅配便など、荷物の大きさ・重さに合った 別の発送方法を検討します。厚みが数ミリ超えるだけでも受け付けられないことがあるため、 ギリギリの荷物は事前に計測しておくと安心です。
ゆうパケットやレターパックとサイズ・送料を並べて比べたいときは、 ポスト投函便のサイズ・送料早見表を参照してください。 2026年10月1日の改定後の数値も併記しています。
よくあるつまずき(CSVエラー・文字化け・郵便番号)
まとめ申込でありがちなのが、CSVの読み込みエラーです。主な原因は次のとおりです。
- 文字コードの不一致による宛先の文字化け
- 住所の文字数超過や、番地・建物名の省略
- 郵便番号・電話番号の全角混在(半角数字・半角ハイフンで統一する)
- テンプレートと列の順序がずれている
これらの多くは、CSVを正しい形式で作ることで防げます。症状別の原因と対処は CSVが取り込めない・文字化けする原因と対処法にまとめています。
Amazonセラーの発送を丸ごと自動化する
Amazonセラーセントラルで自己発送をしている場合、注文情報をクリックポストのCSVに転記する 作業が一番の手間になりがちです。「まとめ申込」を使っても、注文一覧から住所をコピーして CSVを組み立てる工程は手作業のまま残ります。
この転記そのものをなくしたい場合は、セラーセントラルでチェックした注文を、クリックポストの まとめ申込への読み込みからAmazon Payでの一括支払いまで自動化するChrome拡張機能 クリックポスト一括自動登録支払い for Amazonが使えます。CSVを自分で作る必要がなく、注文をチェックして ボタンを押すだけで、数十件分の申込〜支払いまでを一気に進められます。
発送業務全体をさらに効率化したい方は、あわせてこちらもどうぞ。
👉 Amazon自己発送を効率化する5つの方法|梱包から発送通知まで
まとめ
- クリックポストは全国一律運賃・追跡付きで、小さな荷物を安く送れるサービス
- 2026年10月1日から運賃240円・厚さ制限撤廃・重量2kgへ改定される(発送前に要確認)
- 複数件は「まとめ申込」で一度に登録できる(1回最大40件、41件以上は分割)
- CSVの作り方でつまずいたらCSV完全ガイドを参照
- Amazonセラーの転記作業そのものは、クリックポスト一括自動登録支払い for Amazonで自動化できる
まずは自分の発送規格を確認し、件数が増えてきたら「まとめ申込」や自動化ツールの導入を 検討してみてください。